【詩】パンツを干す

<パンツを干す>


僕はパンツを干す

毎日干す
洗って干す

パンツを洗って干す、
その行為に
生きる、ということが
象徴的に表れている
そんな気がして

洗濯ばさみに
洗いたてのパンツを
一枚一枚ぶら下げていると

ちょっと情けないような
でもひとりの人間が此処に
確かに存在している、
そんな実感が
じわじわと湧いてきて
明日に繋がっていくんだ

だからね
パンツは毎日干すべきなんだ

これは僕が自身に課した
ささやかだけど
重大な任務

そういうわけで
昨日も今日も明日もずっと
太陽を待っているんだ


(詩/早乙女ボブ)