お盆、お墓参り。

台風の迫る、嵐のお盆。
ひとりでひっそりお墓参りへ。

久しぶりに生まれ育った街を歩いてみました。
故郷(ふるさと)という言葉は使いたくなくて。
そこには愛だけではなく、
複雑な感情があります。
愛憎というものでしょうか。

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【詩】ゲーム

<ゲーム>


降下するぼく
地表に着いて
寝転んでいたら
空からきみが降りてきた

ぼくは青色
きみは桃色

恋に憧れていたから
なんて幸運なんだろうと
わくわくしていたのだけど
空の中できみはするすると
ぼくの視界から外れていく
遠くに着地した音が響いて
他の人とくっついたみたい
しょんぼりしているうちに
閃光と衝撃波が満ち満ちて
全ては消滅しちゃったんだ

冷風を感じて目を開けると
高高度から降下している
徐々に迫りつつある地上
きみが寝転んでいる

きみは青色
ぼくは桃色
ふたりの凹と凸
消える世界


(詩/早乙女ボブ)